「ヨガに興味はあるけど、なかなか体験レッスンの予約ボタンが押せない」——そんな方は多いのではないでしょうか。
周りの人についていけなかったらどうしよう、ポーズの名前も知らないのに行って大丈夫だろうか、身体が硬くて恥ずかしい思いをしないだろうか。不安を挙げればキリがありませんが、結論から言えば、何も知らない状態でスタジオに行ってまったく問題ありません。
初心者がやるべきこと 早見ガイド
| 食事の時間 | レッスン2〜3時間前までに済ませる |
|---|---|
| 服装 | 動きやすい格好でOK(手ぶらセットもあり) |
| レッスン中のコツ | 呼吸を止めない+きつかったらチャイルドポーズで休む |
| 体験料金 | 大手は0円〜1,000円。気軽に2〜3ヶ所試すのがおすすめ |
この記事では、スタジオの体験レッスンに行く前に本当に必要な準備と、レッスン中に知っておくと気が楽になることだけをまとめました。
「何も知らない状態」でスタジオに行っていい
このセクションの要点
- 体験レッスンは「ヨガ初めての人」のためのプログラム
- LAVAは会員の80%以上が未経験スタート
- 「初めてです」と伝えれば丁寧にフォローしてもらえる
スタジオの体験レッスンは、そもそも「ヨガが初めての人」のために用意されたプログラムです。ポーズの名前を知っている必要はありませんし、呼吸法を事前に練習してくる必要もありません。
LAVAでは会員の80%以上が未経験からスタートしています。つまり、スタジオにいる人のほとんどは、最初はあなたと同じように何もわからない状態で来た人です。インストラクターもそれを前提にレッスンを進めるので、「ダウンドッグ」と言われてもピンとこなければ、インストラクターの動きを見てそのまま真似すれば大丈夫です。
体験レッスンの受付では、アンケートでヨガ経験の有無や気になる身体の悩みを聞かれることが多いです。ここで「まったくの初心者です」と書いておけば、インストラクターはレッスン中にそれとなく気にかけてくれます。常連よりも初心者のほうが丁寧にフォローしてもらえるのが体験レッスンの特権なので、遠慮なく「初めてです」と伝えてください。
レッスン前に最低限やっておくこと ― 3つだけ
準備チェックリスト
- 目的をざっくり決める(痩せたい・肩こり改善・ストレス解消など)
- 食事はレッスン2〜3時間前までに済ませる
- 動きやすい服を用意(専用ウェア不要、手ぶらセットでもOK)
体験レッスンの前に準備すべきことは、突き詰めると3つしかありません。
自分の目的をざっくり決める
「痩せたい」「肩こりや腰痛をなんとかしたい」「ストレス解消がしたい」「とにかく運動不足」——理由は何でもかまいません。目的がぼんやりとでも決まっていれば、スタジオで受けるクラスの種類を選びやすくなります。
| ダイエット | ヴィンヤサ、パワーヨガ系 |
|---|---|
| リラックス | ハタヨガの入門クラス |
| とりあえず体験 | 初心者向けベーシッククラス |
→ 種類ごとの特徴は「ヨガの種類を徹底解説:ハタヨガ・ヴィンヤサ・陰ヨガ・リラックス系の違い」で詳しく解説しています。
ただし、体験レッスンの段階で目的が決まりきっていなくても大丈夫です。多くのスタジオでは体験用に初心者向けクラスが指定されています。
| LAVA | リラックスヨガ、リンパリフレッシュヨガ(強度1.5) |
|---|---|
| loIve | スタンダード60、アロマリラックスヨガ |
「とりあえず体験してみたい」だけでも十分な動機です。
食事のタイミングだけ気をつける
ヨガのレッスンでは前屈やねじりのポーズが頻繁に出てきます。胃に食べ物が残っている状態でこれをやると、単純に気持ち悪くなります。
| レッスン前 | 2〜3時間前までに食事を済ませる |
|---|---|
| 朝一番のレッスン | 朝食前に行く |
| 仕事帰りのレッスン | ランチ後に軽く間食、夕飯はレッスン後に |
水分は問題ないので、レッスン前にしっかり水を飲んでおきましょう。ホットヨガの場合は大量に汗をかくので、レッスン中に飲む水を1リットル程度持参するのが基本です。
動きやすい服を用意する ― 専用ウェアは不要
ヨガウェアを買い揃えてから行こうとすると、それだけでハードルが上がってしまいます。体験レッスンの段階ではユニクロのレギンスとTシャツで十分です。伸縮性があって、前屈したときにお腹まわりが窮屈にならなければ何でもかまいません。
そもそも、大手スタジオの体験レッスンはほぼ「手ぶら」で行けます。
| LAVA | ウェア上下・タオル・マット無料 |
|---|---|
| loIve | 上下ウェア・バスタオル・フェイスタオル・ヨガマット・水550ml×2本無料 |
| CALDO | ウェアとタオルのレンタル付き |
つまり、替えの下着とビニール袋(汗で濡れたウェアを入れる用)さえ持っていけば、あとは何もいりません。
→ 服装や持ち物の選び方については「初心者のヨガ服装はユニクロでOK!体験レッスンに必要な持ち物リスト」で詳しく解説しています。
レッスン中に知っておくと楽になること
このセクションの要点
- できないポーズは「チャイルドポーズ」で休んでOK
- 呼吸が止まったら動きを小さくする
- 隣の人と比べない。大切なのは「先週の自分より少し伸びたか」
「できないポーズ」は休んでいい
60分のレッスンの中には、初心者には難しいポーズが出てくることがあります。インストラクターがバランスポーズやアームバランスのデモンストレーションを見せたとき、「自分にはできそうにない」と思ったら、無理にやらなくて大丈夫です。
そういうときのための”万能の休憩ポーズ”がチャイルドポーズ(子どものポーズ)です。
- 正座の状態からそのまま前に倒れる
- おでこを床につける
- 両手を前か横に伸ばす
ほとんどのインストラクターがレッスンの冒頭で「つらくなったらいつでもチャイルドポーズで休んでくださいね」と声をかけてくれます。経験者でもレッスン中にチャイルドポーズで休む方は珍しくありません。休むことに後ろめたさを感じる必要はまったくありません。
呼吸が止まったら動きを小さくする
初心者に一番多いのが、ポーズに集中しすぎて息を止めてしまうことです。ウォーリアー2で太ももがプルプル震えているとき、木のポーズでバランスを取ろうと必死になっているとき、気づくと呼吸が止まっています。
ヨガの大原則は「呼吸が続く範囲で動く」こと。ポーズの完成度よりも呼吸の継続のほうがずっと重要とされています。
呼吸が止まりそうなときの対処
- 膝を曲げる
- 腕を下ろす
- ポーズを浅くする
インストラクターが「吸って〜、吐いて〜」と声をかけているのは飾りではなく、呼吸のガイドです。ポーズの形がインストラクターと違っていても、呼吸さえ止めなければ、そのレッスンで得られるものの8割は手に入ると思って大丈夫です。
周りの人と比べない ― 全員スタート地点が違う
レッスン中に隣の人がきれいに前屈して手のひらが床にぺったりついているのを見て、自分はつま先にも届かない……と落ち込む。初心者なら誰もが経験する瞬間です。
しかし、柔軟性は生まれつきの骨格や筋肉の付き方によって個人差が非常に大きいものです。毎日ストレッチしている方でも股関節が開きにくい方はいますし、運動経験ゼロなのに前屈だけは異常に柔らかい方もいます。柔軟性はヨガの「上手さ」とは関係ありません。
大切なのは「先週の自分よりも少し伸びたかどうか」であって、隣の人と比べることではありません。スタジオのインストラクターは、ポーズの完成形ができているかどうかではなく、その人なりに丁寧に身体を動かしているかどうかを見ています。
→ 「体が硬いからヨガは無理」と感じている方は「体が硬いからヨガは恥ずかしい?硬い人こそヨガをやるべき理由」もあわせてご覧ください。
初心者が最初に受けるべきクラスの選び方
このセクションの要点
- 「ベーシック」「入門」「はじめて」「初級」と名前に入っているクラスを選ぶ
- ヴィンヤサフローやパワーヨガは2〜3回通ってから
- 体験0円〜1,000円で複数スタジオを試すのがおすすめ
スタジオのレッスンスケジュールを開くと、クラス名がずらっと並んでいます。初心者がまず狙うべきは、名前に「ベーシック」「入門」「はじめて」「初級」と入っているクラスです。ヴィンヤサフローやパワーヨガは動きが速く、初回だとついていくので精一杯になりやすいので、2〜3回通って基本のポーズと呼吸に慣れてからにするのがおすすめです。
ホットヨガと常温ヨガ、どちらから始める?
| 常温ヨガ | ホットヨガ |
|---|---|
| 自分の身体の感覚に集中しやすい | 大量の汗をかく爽快感がある |
| 暑さに体力を持っていかれない | 冷え性の方には気持ちいい |
理想は両方の体験レッスンを受けて比べることです。
→ ホットヨガと常温ヨガの違いについては「ホットヨガと常温ヨガの違いは?効果・料金・向き不向きを徹底比較」で詳しく比較しています。
体験レッスンの料金目安
体験レッスンの料金は、大手スタジオであればキャンペーン中は無料で受けられることが多いです。
| LAVA | 0円(キャンペーン中) |
|---|---|
| loIve | 0円(キャンペーン中) |
| CALDO | 0円(キャンペーン中) |
| zen place ヨガ | 1,000円(キャンペーン時) |
つまり、2〜3スタジオの体験をはしごしてもほぼお金がかかりません。「1回行ってみて合わなかったらどうしよう」と心配するくらいなら、最初から2〜3ヶ所回るつもりで予約を入れてしまったほうが、自分に合うスタジオが見つかる確率は格段に上がります。
→ 体験レッスンの料金や手ぶらセットの比較は「ヨガ・ホットヨガ・ピラティスの料金相場を大手7社で比較」にまとめています。
体験レッスン後にやるべきこと
このセクションの要点
- 身体の変化をメモしておく(筋肉痛・肩の軽さ・睡眠の質など)
- 1回で合わなくても、タイプの違うスタジオを1〜2ヶ所試してみる
身体の変化をメモしておく
体験レッスンの翌日、どこかに筋肉痛が出ているかもしれません。肩や首が軽くなっている感覚があるかもしれません。その夜、いつもより深く眠れたかもしれません。こうした小さな変化は、ヨガを続けるかどうかを判断する材料になりますし、続けるモチベーションにもなります。
スマホのメモ帳に「体験後:右の太ももに筋肉痛、肩が軽い、よく眠れた」と一行書いておくだけで十分です。2回目、3回目と通ったときに振り返ると、自分の身体が変わっていく過程が見えて面白いものです。
合わなかったら別のスタジオも試す
1回の体験で「ヨガは自分には向いていない」と結論を出すのは早いです。ヨガの印象はインストラクターとの相性、スタジオの雰囲気、クラスの種類、レッスンの時間帯によって大きく変わります。
| ホットヨガで暑さがつらかった | → 常温のハタヨガを受けたら快適だった |
|---|---|
| 大人数のクラスが落ち着かなかった | → 少人数制のスタジオでリラックスできた |
先に書いた通り、大手スタジオの体験は0円〜1,000円程度なので、金銭的な負担はほとんどありません。1ヶ所目がピンとこなかったら、タイプの違うスタジオをもう1〜2ヶ所試してみてください。「自分に合うヨガ」は必ずあります。
まとめ
ヨガを始めるのに、ポーズの名前を覚える必要も、柔軟性を鍛え上げてから行く必要も、おしゃれなヨガウェアを揃える必要もありません。
| 食事の時間 | レッスン2〜3時間前までに済ませる |
|---|---|
| 服装 | 動きやすい格好(手ぶらセットでもOK) |
| 予約 | 体験レッスンの予約を入れる |
レッスン中は呼吸が止まらない範囲で動き、きつかったらチャイルドポーズで休む。これだけ覚えておけば、初めてのレッスンで困ることはほぼありません。完璧に準備してから始めようとするより、まず1回体験して身体で感じるほうがずっと早いです。
→ 体験レッスン当日の流れを知りたい方は「ヨガ体験レッスン当日の流れ完全ガイド」も参考にしてみてください。
→ 服装・持ち物の具体的な選び方は「初心者のヨガ服装はユニクロでOK!体験レッスンに必要な持ち物リスト」で解説しています。