ヨガとピラティスの違い(ダイエット・姿勢改善・効果の差)

「ヨガとピラティス、どっちが自分に合ってるんだろう?」

どちらもマットの上で体を動かしますし、呼吸を大事にするところも似ています。でも実際にスタジオを探し始めると「ヨガスタジオ」と「ピラティススタジオ」は明確に分かれていて、レッスンの中身はまったく違います。

結論から言うと、ヨガとピラティスは目的が根本的に違います。ヨガは呼吸と瞑想を通じて心身の調和を目指すもの。ピラティスはインナーマッスルを鍛えて骨格を正しい位置に戻すエクササイズです。どちらが優れているかではなく、「自分が何を求めているか」で選ぶものです。

目的別早見表

姿勢改善・ボディメイクピラティス
リラックス・ストレス解消ヨガ
柔軟性アップヨガ
体幹・インナーマッスル強化ピラティス
ダイエットどちらでも(続けられる方を)

この記事では、ヨガとピラティスの違いを効果・体の使い方・始め方まで具体的に比較しました。読み終わる頃には「自分はどちらを先に体験しに行くか」が決まっているはずです。

目次

ヨガとピラティスは「体の使い方」が根本的に違う

ヨガのポーズをとる女性

このセクションの要点

  • ヨガ:ポーズをキープして「止まって伸ばす」。腹式呼吸で副交感神経優位
  • ピラティス:常に動きながら体幹をコントロール。胸式呼吸で交感神経活性化
  • レッスン後の感覚がまるで違う

レッスンを受けてみると、5分もすれば「全然違うものだな」とわかります。

項目ヨガピラティス
動き方ポーズを数呼吸〜数分キープ常に動き続ける
呼吸腹式呼吸(副交感神経優位)胸式呼吸(交感神経活性化)
レッスン後の感覚頭の中が静かになった体のスイッチが入った
ルーツ約4,500年前の古代インドの修行法約100年前、負傷兵のリハビリとして考案
目的心と体を結びつけ精神的な安定を得る骨格を正しい位置に整える

ヨガのレッスンでは、ポーズを取ったら数呼吸そのままキープします。三角のポーズで体側を伸ばしたまま30秒、鳩のポーズで股関節を開いたまま1分。じっくり止まることで筋肉や結合組織が伸び、柔軟性が高まっていきます。

ピラティスのレッスンは、止まる時間がほとんどありません。仰向けで両脚を交互に動かしたり、四つん這いから対角線の手足を伸ばしてバランスを取ったり、常に動きの中で体幹をコントロールし続けます。

つまり、ヨガは「止まって伸ばす → 心が落ち着く」、ピラティスは「動いて鍛える → 体が目覚める」。呼吸の仕組みからして方向性が逆なので、同じマットの上でも体験がまるで違うのです。

効果を比較|ダイエット・姿勢改善・柔軟性・リラックス

このセクションの要点

  • ダイエット:ピラティス=筋肉量UP、ヨガ=太りにくい体質づくり
  • 姿勢改善:ピラティスが本分(骨格矯正が目的)
  • 柔軟性・リラックス:ヨガが得意

「結局どっちが効くの?」を、項目ごとに整理していきます。

ダイエット

ピラティスヨガ
インナーマッスルを直接鍛える自律神経を整える
筋肉量UP → 基礎代謝UPストレス食い減少、睡眠の質向上
マシンピラティスならボディライン変化が早いホットヨガなら代謝アップの実感も

「短期間で見た目を変えたい」ならピラティス寄り、「リバウンドしにくい生活習慣ごと変えたい」ならヨガ寄り、というイメージです。

姿勢改善

ここはピラティスの本分です。そもそもピラティスは「骨格を正しい位置に戻す」ことを目的に設計されているので、猫背・反り腰・巻き肩にはかなりダイレクトに効きます。

ピラティスヨガ
骨格矯正が本来の目的柔軟性経由で間接的に改善
背骨・骨盤のポジションを常に意識筋肉のこわばりをほぐす
「正しい姿勢の感覚」を体で覚えるデスクワークで固まった部位をほぐす

デスクワークで固まった肩や腰をヨガでほぐして、その上でピラティスで正しい位置に矯正する——という順番で両方やっている方もいます。

柔軟性

柔軟性の向上はヨガが得意です。

ヨガピラティス
ポーズキープでストレッチ効果動きの中で可動域が広がる
陰ヨガなら1ポーズ3〜5分キープあくまで「動きの質向上」が主目的
体が硬い初心者にも向いている

「ストレッチそのものが気持ちいい」と感じるタイプならヨガ、「動きの質を上げたい」と考えるタイプならピラティスが合うでしょう。

リラックス・ストレス解消

ここはヨガの独壇場です。

ヨガピラティス
腹式呼吸で副交感神経を優位に体の細部に意識を集中
瞑想やシャヴァーサナで完全脱力「動く瞑想」と表現されることも
弛緩によるリラックス集中によるリフレッシュ

仕事帰りに頭の中がごちゃごちゃしている日にリラックス系のヨガを受けると、レッスン後に頭がクリアになります。

体幹・インナーマッスル

体幹強化はピラティスの本分です。

ピラティスヨガ
レッスン全体でインナーマッスルを意識ポーズで結果的に体幹を使う
腹横筋・骨盤底筋・多裂筋に特化「体幹強化」は主目的ではない
マシンなら正しいフォームで鍛えられる

効果比較まとめ

効果ヨガピラティス
ダイエット自律神経経由で太りにくい体質に筋肉量UP → 基礎代謝UP
姿勢改善○ 柔軟性経由で間接的に◎ 骨格矯正が本来の目的
柔軟性◎ ポーズキープでストレッチ○ 動きの中で可動域拡大
リラックス◎ 腹式呼吸+瞑想○ 集中によるリフレッシュ
体幹強化○ ポーズで全身を使う◎ インナーマッスル特化

「自分はどっち?」目的別の選び方

ヨガをする女性

このセクションの要点

  • 姿勢・ボディライン → ピラティス(特にマシン)
  • ストレス解消・リラックス → ヨガ(リラックス系)
  • ダイエット → 「続けられる方」を選ぶのが正解

姿勢を直したい・ボディラインを変えたい方

ピラティスから始めるのがおすすめです。 猫背や反り腰が気になるなら特にマシンピラティスが効果的。リフォーマーのバネが正しいフォームに導いてくれるので、自分の体の癖がわかりやすくなります。

Rintosull月4回実質9,480円〜。マシンピラティス最安。全国230店舗以上

ストレス解消・リラックスが最優先の方

ヨガの方が合います。 リラックス系のレッスンなら運動強度が低く、体力に自信がない方でも無理なく始められます。冷え性改善やデトックスの実感がほしい方はホットヨガも検討してみてください。

痩せたい方

正直なところ、どちらでも効果は出ます。大事なのは週1〜2回を3ヶ月以上続けること。1回やっただけでは何も変わりません。体験レッスンを受けて「これなら通い続けられそう」と感じた方を選ぶのが一番確実です。

ヨガもピラティスも両方やりたい方

選択肢月額特徴
zen place実質15,510円〜ヨガとピラティス全150店舗以上を相互利用。男性もOK
LAVA系列プレミアムフリー実質17,480円LAVAホットヨガ+Rintosullマシンピラティス。女性専用

マットとマシン、スタジオとオンライン|始め方の選択肢

このセクションの要点

  • ピラティス:マットとマシンの2種類。初心者にはマシンが入りやすい
  • ヨガ:流派が幅広い。常温なら自宅オンラインも可能
  • 最初はスタジオで体験レッスンを受けるのがおすすめ

ヨガかピラティスかを決めた後に、もう1つ選ぶことがあります。「やり方」です。

ピラティスの選択肢

マットピラティス自重で行う。自宅でもできる
マシンピラティスリフォーマー使用。スタジオ必須。バネの補助で正しいフォームに導いてもらえる

「マシンの方が効果が早い」とよく言われますが、初心者にはむしろマシンの方がやりやすいという声も多いです。

ヨガの選択肢

ヴィンヤサ・パワーヨガ運動量が高い
リラックスヨガ・陰ヨガゆったり、体力に自信がない方向け
ホットヨガ高温多湿の環境で大量発汗
オンラインレッスン常温ヨガなら自宅でも可能

まずはスタジオで体験を

どちらにしても、最初はスタジオで体験レッスンを受けるのがおすすめです。ピラティスならインストラクターにフォームを見てもらうことで正しい体の使い方がわかりますし、ヨガなら呼吸のガイドを受けながらの方がリラックス効果を実感しやすくなります。

大手はほぼ全社が0円で体験できるので、ヨガとピラティスを1回ずつ受けてみて、自分の体がどちらに反応するかを確かめてから決めても遅くありません。

まとめ

ヨガは心を整える。ピラティスは体を整える。どちらが正解かは目的次第で、優劣はありません。

姿勢改善・ボディメイクピラティス
リラックス・ストレス解消ヨガ
ダイエットどちらでも(続けられる方を)
両方やりたいzen place or LAVA系列

迷ったら、まずヨガとピラティスを1回ずつ体験してみてください。自分の体がどちらに反応するか——それが一番確かな判断材料です。

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